仮想通貨「取引所」と「販売所」の違い｜手数料やメリット・デメリットを解説

この記事では取引所と販売所の違いを解説します。

仮想通貨の「販売所」と「取引所」の主な違いは以下の2つです。

「販売所」と「取引所」のメリット・デメリットも詳しく紹介していきます。

これから仮想通貨を買ってみたい方には、損しないためにも必ず理解しておいていただきたい内容です！

仮想通貨取引所の「販売所」「取引所」とは

販売所とは

販売所は、仮想通貨取引所（コインチェックなど）とユーザーが仮想通貨の取引を行う場所です。

販売所では、仮想通貨取引所が決めた価格で取引が行われます。

仮想通貨取引所は、安く買い取って高く販売することで、利益を得ています。

販売所とは

取引所は、仮想通貨取引所を通じて、ユーザー同士が仮想通貨の取引を行う場所です。

取引所では、ユーザー間の需要と供給によって取引価格が決まります。

販売所と取引所の違い

取引所のほうが手数料が安い

販売所と取引所のいちばんの違いは手数料です。

販売所よりも取引所のほうが手数料が安くおさえられます。

「販売所の取引手数料無料」としている仮想通貨取引所がほとんどですが、販売所では利益分を考慮した価格設定になっています。
この価格の差が実質的な手数料です。

販売所のほうが操作がかんたん

販売所と取引所の違いの2つ目は操作のしやすさです。

販売所の取引画面は買いたい金額を入力するだけのシンプルなつくりになっていることが多いです。

▼コインチェック「販売所」の画面

一方、取引所の画面は「取引板」と呼ばれる注文一覧が表示されていたり、自分でレートを設定して記入する項目があったりと、初心者にはややとっつきにくい印象があるかもしれません。

▼コインチェック「取引所」の画面

販売所と取引所のメリット・デメリット

販売所と取引所のメリット・デメリットをご紹介します。

販売所のメリット・デメリット

販売所のメリットは操作がシンプルで初心者でもかんたんに利用できることです。

買いたい金額を入力して「購入」ボタンを押すだけ。はじめてでも迷わずに利用できるはずです。

また、仮想通貨取引所が設定した価格で取引を行うので、希望価格のマッチングを待つことなくすぐに購入や売却をすることができます。

一方、販売所のデメリットは手数料が高いことです。

実質的な手数料が含まれた価格になっているので、取引所と比べて販売価格が高く設定されています。

少額であれば気にならないかもしれませんが、積み重なると負担が大きくなってしまいます。

取引所のメリット・デメリット

取引所のメリットはなんといっても手数料が安いことです。

また、自分が希望する価格を設定する「指値注文」が利用できるので、値下がりのタイミングを狙って購入することも可能です。

一方、取引所のデメリットは初心者にはややとっつきにくい点です。

取引所の画面を開くと「取引板」といわれる数字がたくさん並んでうごめいている画面が出てくるので、はじめはびっくりしてしまうかもしれません。

また、個人間取引のため、自分が出した希望価格が他の人の注文とマッチングしないと、取引成立までに時間がかかることがあるという点にも注意が必要です。

まとめ

仮想通貨の「販売所」と「取引所」の違いを解説しました。

初心者の方で手軽に買ってみたい場合は販売所がおすすめ、
取引に慣れてきた方や手数料を抑えたい方には取引所がおすすめです。

以下の記事を参考にぜひチャレンジしてみてください！

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